ドーピングとは

ドーピングとは、競技能力を向上させることを目的として、薬物などを不正に使用させることを指します。2003年に「世界ドーピング防止規程」が、07年には、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の「スポーツにおけるドーピングの防止に関する国際規約」

(反ドーピング条約)が発効し、現在ドーピング問題は、スポーツ界のみならず社会全体で取り組むべき問題へと変わってきています。


ドーピングの手法は年々巧妙になってきています。これに対応すべく、検出技術の向上、ドーピング検査数の増加による体制整備を進めており、2006年には世界中で約二十万件、日本においても四千件以上の検査を実施しております。


ドーピングが禁止される理由には、「健康を害する」「アンフェア」「社会悪」「スポーツ固有の価値を損ねる」が挙げられます。そして、これらの理由の根源には、スポーツを守るという理念があります。スポーツは人々の生活にさまざまなかかわり方を通じて潤いを与え、人生を豊かにするかけがえのない価値ある文化です。また、オリンピックムーブメントに代表されるように、スポーツは平和の象徴でもあります。


しかし、ドーピングは、人々にとって唯一無二の財産であるスポーツを、根底から崩壊させるものです。このドーピングの脅威からスポーツを守っていくことが、今、世界中で求められているのです。スポーツが素晴らしい存在であり続けるために、そして人々を感動させる存在であり続けるために、ドーピングを決して許さないという強い姿勢が、スポーツ界、そして社会全体に求められています。


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